えっ!?それが速く走るコツ?

カテゴリー │アスラキッズ

こんにちは!
アスラスポーツフィールドの高橋です。

いつのまにかセミの鳴き声を聞かなくなり
昼間でも外で遊びやすくなりましたね。

寒さが苦手な私にとっては
日が暮れるのが早くなって
冬の雰囲気が漂ってくるのが
なんだか恐怖・・・

今年はどんな防寒グッズを用意しようか。
おススメの防寒グッズがあったら
ぜひ教えてください。(本気で求めてます)



さて、この時期小中学生は
学校で体力測定がありますね。
果たして結果はどうでしょうか!?


体力測定にちなんで・・・

突然ですが
みなさんに質問です。

速く走るためには
次のうちどれが
大切だと思いますか?


①ももを高く上げる
②ももを素早く上げる
③地面を強く蹴る


正解は



どれも×です!



え?


みなさんのその反応
期待していましたよ!


ももを高く・速く上げれば
速く走れるんじゃないの?

強く蹴れば前にたくさん
進むんじゃないの?


こんな疑問
浮かびますよね。



たとえば
よく見かけるももあげ。
(その場で走るように足を交互に上下させる動きです)


もも上げをするときは

『できるだけももを高く上げて
足を素早く引きつける』


という暗黙のルールを
お持ちの方も
多いのではないでしょうか?


しかし

ももを必要以上に
高く上げる

ことや

地面を強く蹴る

ことは
時間のロスとなり、
残念ながら
速く走ることには
つながりません。



ではどうすれば速く走れるのか?


それは

『ももをすばやく下ろす』

ことです。


今までももを
『上げる』ことが
大切だと思っていた方。

まさかのその逆!!

『素早く下ろす』ことを
意識すると
自然と足が速く回ってきます。


また、走るときの
『姿勢』
も大切です。

陸上選手が走っている姿を
思い浮かべてください。

背中が丸まって走っている人は
いませんよね?


ここでの“正しい姿勢”とは
頭~足までが一直線になること。


この一直線の状態で
『ももを素早く下ろす』
ことで足が速く回り
結果的に速く走れます。


まだこの他にも、

・腕振りのタイミング
・足の接地位置
・歩幅の大きさ
・足首の固定

など
速く走るためのポイントは
いくつもあります。



ただ、私たち大人でさえ
いくつものポイントを
意識しながら走るのは
至難の業。


それを子どもたちに
走る時の足首の角度は何度で、身体の角度は何度で、肘の角度は何度で、骨盤の角度は何度で、胸椎は生理的湾曲を保ち、指先はどうでなど言っても難しいし、
ステレオタイプの選手を育てるつもりもありません。



そこでアスラでは


『足を素早く下ろす』
ができるようになるために、

制限時間を設けての
ステップ台の昇降
そして
速いテンポでの
ラダートレーニング。


『姿勢を一直線にする』
ができるようになるために、

頭が下がって走る子には
「前にいるコーチを見て」
と伝え
常に視線を上げる癖をつける。


といったように
その時に必要なポイントの声掛けと
それが実行できる
『環境作り』
をしています。


そうすることで子どもたちは
無意識のうちに
『速く走るための動き』
ができるようになります。

無意識にできるようになれば
周りの子より一足先に
一段階上のトレーニングが
行えますよね。


ご家庭で練習するのであれば
縄跳びも有効です。

ポイントは縄を速く回すこと。

そして

・30秒で何回跳べるか?
・50回跳ぶのに何秒かかるか?

など、
アスラでのレッスンのように
勝手に速く跳ぶような
『環境づくり』
をしてみてください。


親子で対決してみるのも
面白いですね。

久しぶりすぎて
頭では分かっているけど
カラダが跳んでくれない!
ってこともあり得ます。

大人もいい運動になるし
子どもも闘争心が出て
いいのではないでしょうか?



同じカテゴリー(アスラキッズ)の記事
足の指はどこ?
足の指はどこ?(2023-02-28 21:05)


 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
えっ!?それが速く走るコツ?
    コメント(0)